山本 周五郎

若殿女難記

新字新仮名 約23,854字・読了目安48分

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一 東海道金谷の宿はずれに、なまめかしい一廓がある。間口の狭い平べったい板屋造りで、店先にさまざまな屋号を染出した色暖簾を掛け、紅白粉の濃い化粧をしたなまめかしい令嬢たちが並んでいる。茶屋小料理めかしたり、土産物を売る態に拵らえているが、食…

作品情報

初出「講談雑誌」博文館 、1948(昭和23)年2月号
分類NDC 913
公開日2022-04-05
最終更新2022-03-27
底本 「山本周五郎全集第二十巻 晩秋・野分」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正栗田美恵子

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