山本 周五郎

樅ノ木は残った

04 第四部

新字新仮名 約149,194字・読了目安298分

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意地の座 甲斐が「席次争い」の騒ぎを知ったのは、矢崎舎人の裁きがあって、十日ほど経ったのちのことであった。 それまでにも、甲斐には辛いことが続いていた。おと年(寛文五年)の夏、塩沢丹三郎が毒死し、去年の正月には茂庭周防に死なれた。周防が寝つ…

作品情報

初出冒頭のほぼ三章「日本経済新聞」1956(昭和31)年3月10日~9月30日<br>上記以外「樅の木は残った 下巻」講談社1958(昭和33)年9月
分類NDC 913
公開日2018-04-20
最終更新2018-09-21
底本 「山本周五郎全集第十巻 樅ノ木は残った(下)」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正富田晶子

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