山本 周五郎

日本婦道記

不断草

新字新仮名 約11,353字・読了目安23分

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一 「ちょうど豆腐をかためるようにです」 良人の声でそう云うのが聞えた。 「豆を碾いてながしただけでは、ただどろどろした渾沌たる豆汁です、つかみようがありません、しかしそこへにがりをおとすと豆腐になる精分だけが寄り集まる、はっきりとかたちを…

作品情報

初出「婦人倶楽部」大日本雄辯會講談社、1943(昭和18)年5月
分類NDC 913
公開日2020-04-21
最終更新2020-03-28
底本 「山本周五郎全集第二巻 日本婦道記・柳橋物語」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正酒井和郎

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