吉川 英治

新編忠臣蔵

新字新仮名 約371,614字・読了目安743分

この作品を読む Amazonで探す

浅野内匠頭 七ツちがい 春の生理をみなぎらした川筋の満潮が、石垣の蠣の一つ一つへ、ひたひたと接吻に似た音をひそめている。鉄砲洲築地の浅野家の上屋敷は、ぐるりと川に添っていた。ゆるい一風ごとに、塀の紅梅や柳をこえて、大川口の海の香は、銀襖や絵…

作品情報

初出「日の出」1935(昭和10)年1月号~1937(昭和12)年1月号
分類NDC 913
公開日2018-08-11
最終更新2018-07-27
底本 「吉川英治全集・16 新編忠臣蔵 彩情記」講談社
入力結城宏
校正北川松生

吉川 英治の他の作品

吉川 英治の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。