壺井 栄

柿の木のある家

新字新仮名 約15,482字・読了目安31分

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一 フミエと洋一の家には、裏に大きな柿の木が一本あります。それは子どもの一かかえもあるほどりっぱな木でした。小さい木は幾本もありましたが、とびぬけて大きいのは一本だけです。柿のあたり年は、普通一年おきだということですが、この柿は毎年なるので…

作品情報

初出「柿の木のある家」山の木書店、1949(昭和24)年4月20日<br>「海のたましひ」大日本雄辯會講談社、1944(昭和19)年6月14日
分類NDC K913
公開日2020-08-05
最終更新2020-07-27
底本 「壺井栄童話集」新潮文庫、新潮社
入力諸富千英子
校正芝裕久

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