山本 周五郎

峠の手毬唄

新字新仮名 約12,238字・読了目安24分

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一の一 やぐら峠は七曲り 谷間七つは底知れず 峰の茶屋まで霧がまく……。 うっとりするような美しい声がどこからかきこえてくる。 夜はとうにあけているが、両方から切立った峰のせまっているこの山峡は、まだかすかに朝の光が動きはじめたばかりで、底…

作品情報

初出「少女倶楽部増刊号」大日本雄辯會講談社、1939(昭和14)年2月
公開日2022-12-08
最終更新2022-11-26
底本 「春いくたび」角川文庫、角川書店
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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