島崎 藤村

山家ものがたり

旧字旧仮名 約8,172字・読了目安16分

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空に出でゝ星くずの明かにきらめくを眺むれば、おのれが心中にも少さき星のありて、心の闇を照すべしと思ふなり。涓々たる谷の小河の草の間を流れ行くを見れば、おのれが心中にも細き小河のありて、心の草を洗ふべしと思ふなり。哀壑に開落する花を見れば、お…

作品情報

初出「文學界 第十八號」1894(明治27)年6月30日
分類NDC 913
公開日2021-08-22
最終更新2021-07-27
底本 「藤村全集第十六卷」筑摩書房
入力杉浦鳥見
校正officeshema

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