赤いステッキ
新字新仮名 約11,656字・読了目安23分
一 生まれつき目のよく見えない克子が兄の健とつれだって外へ遊びに出るとき、お母さんはきまったように二人にいって聞かせる。 「気いつけてな、克が石垣から落ちたりせんようにな」 それほど石垣の多い村である。海ぞいの村道に表を向けて立ちならぶ家々…
作品情報
| 初出 | 「中央公論」1940(昭和15)年2月 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2020-08-05 |
| 最終更新 | 2020-07-27 |
| 底本 | 「日本文学全集76 壺井栄 芝木好子集」集英社 |
| 入力 | 芝裕久 |
| 校正 | koharubiyori |
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