山本 周五郎

からっぽの箪笥

新字新仮名 約1,750字・読了目安4分

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男というものは、ときどき「おれはこんなばかな人間だったのか」と思って冷汗をかくものだ。男と言っては悪いかもしれない、私と言い直さなければならないかもしれないが、いまでもほぞを噛みたいような思い出が、私の半生には幾十百たびとなくあった。その中…

作品情報

初出「労働文化」労働文化社、1961(昭和36)年3月
公開日2026-07-22
最終更新2026-07-21
底本 「暗がりの弁当」河出文庫、河出書房新社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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