山本 周五郎

死処

新字新仮名 約7,875字・読了目安16分

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一 夏目吉信(次郎左衛門)が駈けつけたとき、大ひろ間ではすでにいくさ評定がはじまって、人びとのあいだに意見の応酬がはげしくとり交わされていた。 「父うえ、おそうござります」 末座にいた子の信次が、はいって来た父吉信をみて低いこえで云った。 …

作品情報

分類NDC 913
公開日2021-05-30
最終更新2021-04-28
底本 「戦国武士道物語 死處」講談社文庫、講談社
入力かな とよみ
校正Butami

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