山本 周五郎

酒屋の夜逃げ

新字新仮名 約1,899字・読了目安4分

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こういう題をみると、人びと――少なくとも酒呑みに属する人びとは膝を乗り出すだろうと思う。 嘘ではない。こちらが勘定を溜めたあげく、面目なさに逃げたのではなく勘定を溜められた側の、すなわち債権者であるところの酒屋のほうで夜逃げをしたのである。…

作品情報

初出「講談倶楽部 第十巻第一号別冊」大日本雄辯會講談社、1958(昭和33)年1月
公開日2025-10-14
最終更新2025-10-13
底本 「暗がりの弁当」河出文庫、河出書房新社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正noriko saito

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