新美 南吉

牛をつないだ椿の木

新字新仮名 約13,794字・読了目安28分

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一 山の中の道のかたわらに、椿の若木がありました。牛曳きの利助さんは、それに牛をつなぎました。 人力曳きの海蔵さんも、椿の根本へ人力車をおきました。人力車は牛ではないから、つないでおかなくってもよかったのです。 そこで、利助さんと海蔵さんは…

作品情報

初出「少國民文化」1943(昭和18)年6月
分類NDC K913
公開日1999-10-25
最終更新2021-11-03
底本 「少年少女日本文学館第十五巻 ごんぎつね・夕鶴」講談社
入力田浦亜矢子
校正もりみつじゅんじ

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