夏目 漱石

草枕

新字新仮名 約104,596字・読了目安209分

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一 山路を登りながら、こう考えた。 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。 人…

作品情報

初出「新小説」1906(明治39)年9月
分類NDC 913
公開日1999-02-17
最終更新2014-09-17
底本 「夏目漱石全集3」ちくま文庫、筑摩書房
入力柴田卓治
校正伊藤時也

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