石川 啄木

氷屋の旗

新字旧仮名 約746字・読了目安1分

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親しい人の顔が、時として、凝乎と見てゐる間に見る見る肖ても肖つかぬ顔――顔を組立ててゐる線と線とが離れ/\になつた様な、唯不釣合な醜い形に見えて来る事がある。それと同じ様に、自分の周囲の総ての関係が、亦時として何の脈絡も無い、唯浅猿しく厭は…

作品情報

初出「東京毎日新聞」1909(明治42)年8月
分類NDC 914
公開日2000-06-03
最終更新2014-09-17
底本 「日本の名随筆18 夏」作品社
入力砂場清隆
校正菅野朋子

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