島崎 藤村

岩石の間

新字新仮名 約29,506字・読了目安59分

この作品を読む Amazonで探す

懐古園の城門に近く、桑畠の石垣の側で、桜井先生は正木大尉に逢った。二人は塾の方で毎朝合せている顔を合せた。 大尉は塾の小使に雇ってある男を尋ね顔に、 「音はどうしましたろう」 「中棚の方でしょうよ」桜井先生が答えた。 中棚とはそこから数町ほ…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-03-15
最終更新2014-09-17
底本 「旧主人・芽生」新潮文庫、新潮社
入力紅邪鬼
校正しず

島崎 藤村の他の作品

島崎 藤村の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。