徳田 秋声

絶望

旧字旧仮名 約5,698字・読了目安11分

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『オイ/\何處へ行くんだよ。』 とお大と云ふ裏町のお師匠さんが、柳町の或寄席の前の汚い床屋から往來へ聲をかける。 聲をかけられたのは、三人連の女である。孰も縞か無地かの吾妻に、紺か澁蛇の目かの傘を翳して、飾し込んでゐるが、聲には氣もつかず、…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-02-12
最終更新2014-09-17
底本 「明治文學全集68 徳田秋聲集」筑摩書房
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校正awatase

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