岡本 綺堂

半七捕物帳

15 鷹のゆくえ

新字新仮名 約19,772字・読了目安40分

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一 老人とわたしと差し向いで、五月の雨のふる日曜日を小半日も語り暮した。時節柄で亀戸の藤の噂が出た。藤の花から藤娘の話をよび出して、それから大津絵の話に転じて、更に鷹匠のはなしに移る。その話を順々に運んでいては長くなるから、前置きはいっさい…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-07-19
最終更新2014-09-17
底本 「時代推理小説 半七捕物帳(二)」光文社時代小説文庫、光文社
入力tatsuki
校正おのしげひこ

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