叔父と甥と
――甲字楼日記の一節――
新字新仮名 約2,628字・読了目安5分
大正九年十月九日、甥の石丸英一逝く。この夜はあたかも嫩会の若き人々わが家にあつまりて劇談会を催す例会の夕なりしかば、通知するまでもなく皆々来りあつまる。近親の人々もあつまりて回向す。英一は画家として世に立つべき志あり。ことしの春に中学を卒え…
作品情報
| 初出 | 「木太刀」1920(大正9)年12月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 914 |
| 公開日 | 2008-12-26 |
| 最終更新 | 2014-09-21 |
| 底本 | 「岡本綺堂随筆集」岩波文庫、岩波書店 |
| 入力 | 川山隆 |
| 校正 | noriko saito |
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