折口 信夫

水中の友

旧字旧仮名 約3,615字・読了目安7分

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いつまでも ものを言はなくなつた友人――。 もつとも 若かつたひとり――。 たゞの一度も 話をしたことのない 二三行の手紙も 彼に書いたことのない私―― 併し 私の友情を しづかに 享けとつてゐてくれた彼を 感じる。 ――友人の死んだ時 私…

作品情報

初出「『人間失格・櫻桃』解説」角川文庫、角川書店、1950(昭和25)年11月。「文藝 第十卷第十二號」1953(昭和28)年12月
分類NDC 914
公開日2004-06-19
最終更新2014-09-18
底本 「折口信夫全集 第廿七巻」中央公論社
入力高柳典子
校正多羅尾伴内

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