漢那 浪笛

吸い殻

新字旧仮名 約172字・読了目安1分

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午前七時、 時刻が来たいざ学校へ。 晩秋の市街の上を、 悲しげに風は泣きすぐ。 絶えずしたゝる冷たい鼻汁を、 すゝりつゝ道を通る。 ふとして眼にとまる白い吸い殻、 誰れが手から投げ捨てられし……。 もどかしい黄色な煙は、 力なく渦をまいて漂…

作品情報

初出「沖縄毎日新聞」1911(明治44)年1月9日
分類NDC 911
公開日2017-02-25
最終更新2017-01-12
底本 「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」国書刊行会
入力坂本真一
校正良本典代

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