薄田 泣菫

森の声

新字旧仮名 約1,468字・読了目安3分

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自分は今春日の山路に立つてゐる。路の両側には数知れぬ大木が聳え立つて、枝と枝との絡みあつたなかには、闊葉細葉がこんもりと繁つて、たまたまその下蔭を往く山番の男達が、昼過ぎの空合を見ようとしたところで、雲の影ひとつ見つけるのは、容易な事では無…

作品情報

分類NDC 914
公開日2004-12-08
最終更新2014-09-18
底本 「日本の名随筆21 森」作品社
入力門田裕志
校正大野晋

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