薄田 泣菫

喜光寺

旧字旧仮名 約1,654字・読了目安3分

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佐紀の村外れから、郡山街道について南へ下ると、路の右手に當つて、熟れかかつた麥の穗並の上に、ぬつとした喜光寺の屋根が見える。 立停つて疲れたやうな屋根の勾配を見てゐると、これまでの旅につひぞ覺えのない寂しい心持になつて來る、どうしたといふの…

作品情報

初出「新小説」1908(明治41)年10月
分類NDC 914
公開日2003-04-01
最終更新2014-09-17
底本 「現代日本紀行文学全集 西日本編」ほるぷ出版
入力林幸雄
校正門田裕志

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