薄田 泣菫

中宮寺の春

新字旧仮名 約2,631字・読了目安5分

この作品を読む Amazonで探す

ある歳の一月五日午後二時過ぎのことでした。 私は、その頃まだ達者でゐた法隆寺の老男爵北畠治房氏と一緒に連れ立つて、名高い法隆寺の夢殿のなかから外へ出てきました。 山国の一月には珍しいほどあたたかい日で、薄暗い堂のなかから出てきた眼には、眩し…

作品情報

分類NDC 914
公開日2008-06-18
最終更新2014-09-21
底本 「泣菫随筆」冨山房百科文庫、冨山房
入力門田裕志
校正noriko saito

薄田 泣菫の他の作品

薄田 泣菫の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。