薄田 泣菫

旋風

旧字旧仮名 約1,862字・読了目安4分

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秋篠寺を出て、南へとぼとぼと西大寺村へ下つて來ると、午過ぎの太陽が、容赦もなく照りつけるので、急にくらくらと眩暈がしさうになつて來た。それに朝夙くから午過ぎの今時分まで何一つ口へ入れるではなし、矢鱈に歩き通しに歩いたので、腹が空いて力が無く…

作品情報

初出「新小説」1908(明治41)年10月
分類NDC 914
公開日2003-04-01
最終更新2014-09-17
底本 「現代日本紀行文学全集 西日本編」ほるぷ出版
入力林幸雄
校正門田裕志

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