楠山 正雄

猫の草紙

新字新仮名 約9,071字・読了目安18分

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一 むかし、むかし、京都の町でねずみがたいそうあばれて、困ったことがありました。台所や戸棚の食べ物を盗み出すどころか、戸障子をかじったり、たんすに穴をあけて、着物をかみさいたり、夜も昼も天井うらやお座敷の隅をかけずりまわったりして、それはひ…

作品情報

分類NDC K913
公開日2003-09-02
最終更新2014-09-17
底本 「日本の神話と十大昔話」講談社学術文庫、講談社
入力鈴木厚司
校正大久保ゆう

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