折口 信夫

若水の話

新字旧仮名 約17,414字・読了目安35分

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一 ほうっとする程長い白浜の先は、また目も届かぬ海が揺れてゐる。其波の青色の末が、自づと伸し上る様になつて、頭の上まで拡がつて来てゐる空だ。其が又、ふり顧ると、地平をくぎる山の外線の、立ち塞つてゐる処まで続いてゐる。四顧俯仰して目に入るもの…

作品情報

初出「古代研究 第一部 民俗学篇第一」1929(昭和4)年4月10日
分類NDC 170
公開日2006-04-13
最終更新2014-09-18
底本 「折口信夫全集 2」中央公論社
入力門田裕志
校正多羅尾伴内

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