漢那 浪笛

おびえ

新字旧仮名 約249字・読了目安1分

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咲きし華はしぼみて、 わが世は暗がりわたり。 くろめる渦巻きのなか 淋しき、うめきをやする。 そは、冷たき砂のうへに裂けて、 風に泣く片葉□貝にも似たり。 絶えせぬ浪の響き、肉にゆさぶれば、 小さき魂は、音なく伏してあるなり。 「なほ生きて…

作品情報

初出「沖縄毎日新聞」1911(明治44)年6月1日
分類NDC 911
公開日2017-04-27
最終更新2017-03-11
底本 「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」国書刊行会
入力坂本真一
校正良本典代

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