漢那 浪笛

あやしき楽の音

新字旧仮名 約125字・読了目安1分

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かつて、きゝし折りなき楽の音! 今宵、心にしのび入る。 絃はわななき震ひ、 果ては――蒼き涙にむせぶ。 眼に見ゑず、心にとまるメロディよ! 知らず、深き迷ひにいらしむ。 吾れはなつかしき女の声とや聞き、 底なき闇の中、メロディの消ゆる処へ …

作品情報

初出「沖縄毎日新聞」1911(明治44)年6月2日
分類NDC 911
公開日2017-03-19
最終更新2017-01-20
底本 「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」国書刊行会
入力坂本真一
校正良本典代

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