漢那 浪笛

あやどり

新字旧仮名 約121字・読了目安1分

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静けき海のかなた、 日影しのびいる、森の奥に、 彩鳥の声すと、きゝぬ。 その音は、裂けし白玉の 一片にも似て、 いささかの悲しみをやる。 いねがたき夏 南国! 浪のよるひるも、起きぶして、 いかばかり彩鳥の音の恋ひしき。

作品情報

初出「沖縄毎日新聞」1911(明治44)年6月2日
分類NDC 911
公開日2017-04-05
最終更新2017-03-11
底本 「沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ」国書刊行会
入力坂本真一
校正良本典代

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