新美 南吉

最後の胡弓弾き

新字新仮名 約17,707字・読了目安35分

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一 旧の正月が近くなると、竹藪の多いこの小さな村で、毎晩鼓の音と胡弓のすすりなくような声が聞えた。百姓の中で鼓と胡弓のうまい者が稽古をするのであった。 そしていよいよ旧正月がやって来ると、その人たちは二人ずつ組になり、一人は鼓を、も一人は胡…

作品情報

初出「哈爾賓日日新聞」1939(昭和14)年5月17日~5月27日
分類NDC K913
公開日1999-03-01
最終更新2014-09-17
底本 「新美南吉童話集」岩波文庫、岩波書店
入力浜野智
校正浜野智

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