長塚 節

太十と其犬

新字新仮名 約15,565字・読了目安31分

この作品を読む Amazonで探す

一 太十は死んだ。 彼は「北のおっつあん」といわれて居た。それは彼の家が村の北端にあるからである。門口が割合に長くて両方から竹藪が掩いかぶって居る。竹藪は乱伐の為めに大分荒廃して居るが、それでも庭からそこらを陰鬱にして居る。おっつあんという…

作品情報

初出「ホトトギス」1910(明治43)年2月
分類NDC 913
公開日2001-11-30
最終更新2014-09-17
底本 「日本プロレタリア文学大系(序)」三一書房
入力Nana ohbe
校正林幸雄

長塚 節の他の作品

長塚 節の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。