中里 介山

大菩薩峠

02 鈴鹿山の巻

新字新仮名 約40,877字・読了目安82分

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一 「浜、雪は積ったか」 炬燵に仮睡していた机竜之助は、ふと眼をあいてだるそうな声。 「はい、さっきから少しもやまず、ごらんなされ、五寸も積りました」 「うむ……だいぶ大きなのが降り出した」 「大きなのが降ると、ほどなくやむと申します」 「…

作品情報

初出「都新聞」1913(大正2)年12月19日~翌年9月3日
分類NDC 913
公開日2001-05-09
最終更新2014-09-17
底本 「大菩薩峠1」ちくま文庫、筑摩書房
入力(株)モモ
校正原田頌子

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