中里 介山

法然行伝

新字新仮名 約71,147字・読了目安142分

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一 法然上人は美作の国、久米の南条稲岡庄の人である。父は久米の押領使、漆の時国、母は秦氏である。子の無いことを歎いて夫婦が心を一つにして仏神に祈りをした。母の秦氏が夢に剃刀を呑むと見て身ごもりをした。父の時国が云うのに、 お前が孕める処定め…

作品情報

分類NDC 188
公開日2010-04-24
最終更新2014-09-21
底本 「中里介山全集第十五巻」筑摩書房
入力山崎史樹
校正小林繁雄

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