楠山 正雄

松山鏡

新字新仮名 約5,779字・読了目安12分

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一 むかし越後国松の山家の片田舎に、おとうさんとおかあさんと娘と、おやこ三人住んでいるうちがありました。 ある時おとうさんは、よんどころない用事が出来て、京都へ上ることになりました。昔のことで、越後から都へ上るといえば、幾日も、幾日も旅を重…

作品情報

分類NDC K913
公開日2004-03-25
最終更新2014-09-18
底本 「日本の諸国物語」講談社学術文庫、講談社
入力鈴木厚司
校正佳代子

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