西田 幾多郎

読書

新字新仮名 約2,656字・読了目安5分

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私は或は人から沢山の書物を読むとでも思われているかも知れない。私はたしかに書物が好である。それは子供の時からの性僻であったように思う。極小さい頃、淋しくて恐いのだが、独りで土蔵の二階に上って、昔祖父が読んだという四箱か五箱ばかりの漢文の書物…

作品情報

初出「改造 第二十巻第十一号」1938(昭和13)年11月
分類NDC 121
公開日2014-03-31
最終更新2014-09-16
底本 「続思索と体験『続思索と体験』以後」岩波文庫、岩波書店
入力土屋隆
校正荒木恵一

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