泉 鏡花

半島一奇抄

新字新仮名 約15,766字・読了目安32分

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「やあ、しばらく。」 記者が掛けた声に、思わず力が入って、運転手がはたと自動車を留めた。……実は相乗して席を並べた、修善寺の旅館の主人の談話を、ふと遮った調子がはずんで高かったためである。 「いや、構わず……どうぞ。」 振向いた運転手に、記…

作品情報

分類NDC 914 915
公開日2001-09-17
最終更新2014-09-17
底本 「泉鏡花集成8」ちくま文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正林幸雄

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