泉 鏡花

義血侠血

新字新仮名 約41,066字・読了目安82分

この作品を読む Amazonで探す

一 越中高岡より倶利伽羅下の建場なる石動まで、四里八町が間を定時発の乗り合い馬車あり。 賃銭の廉きがゆえに、旅客はおおかた人力車を捨ててこれに便りぬ。車夫はその不景気を馬車会社に怨みて、人と馬との軋轢ようやくはなはだしきも、わずかに顔役の調…

作品情報

初出「読売新聞」1894(明治27)年11月1日~30日
分類NDC 913
公開日1999-10-23
最終更新2014-09-17
底本 「高野聖」角川文庫、角川書店
入力真先芳秋
校正鈴木厚司

泉 鏡花の他の作品

泉 鏡花の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。