泉 鏡花

神鷺之巻

新字新仮名 約31,475字・読了目安63分

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一 白鷺明神の祠へ――一緑の森をその峰に仰いで、小県銑吉がいざ詣でようとすると、案内に立ちそうな村の爺さんが少なからず難色を顕わした。 この爺さんは、 「――おらが口で、更めていうではねえがなす、内の媼は、へい一通りならねえ巫女でがすで。」…

作品情報

分類NDC 913
公開日2006-05-04
最終更新2014-09-18
底本 「泉鏡花集成9」ちくま文庫、筑摩書房
入力門田裕志
校正土屋隆

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