泉 鏡花 、泉 鏡太郎

艶書

旧字旧仮名 約21,421字・読了目安43分

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一 「あゝもし、一寸。」 「は、私……でございますか。」 電車を赤十字病院下で下りて、向うへ大溝について、岬なりに路を畝つて、あれから病院へ行くのに坂がある。あの坂の上り口の所で、上から來た男が、上つて行く中年増の媚かしいのと行違つて、上と…

作品情報

分類NDC 913
公開日2011-09-09
最終更新2014-09-16
底本 「鏡花全集 巻十五」岩波書店
入力門田裕志
校正川山隆

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