中里 介山

大菩薩峠

10 市中騒動の巻

新字新仮名 約64,787字・読了目安130分

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一 白根入りをした宇津木兵馬は例の奈良田の湯本まで来て、そこへ泊ってその翌日、奈良王の宮の址と言われる辻で物凄い物を見ました。兵馬が歩みを留めたところに、人間の生首が二つ、竹の台に載せられてあったから驚かないわけにはゆきません。捨札も無く、…

作品情報

初出第十巻「市中騒動の巻」「都新聞」1918(大正7)年 6月21日~8月17日
分類NDC 913
公開日2001-10-04
最終更新2014-09-17
底本 「大菩薩峠3」ちくま文庫、筑摩書房
入力(株)モモ
校正原田頌子

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