平出 修

畜生道

新字旧仮名 約6,682字・読了目安13分

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十二月も中ばすぎた頃であつた。俺がやつと寒い寝台から出たと云ふのに、もう電話で裁判所から催促だ。法廷が開けますから、すぐいらつして下さいと云ふのだ。俺が行かない間は、共同弁護人はみんな手を空しくして待つて居る。俺をさしおいて審理に取りかかる…

作品情報

分類NDC 913
公開日2003-06-23
最終更新2014-09-17
底本 「定本 平出修集」春秋社
入力林幸雄
校正松永正敏

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