泉 鏡花

山の手小景

旧字旧仮名 約4,318字・読了目安9分

この作品を読む Amazonで探す

矢來町 「お美津、おい、一寸、あれ見い。」と肩を擦合はせて居る細君を呼んだ。旦那、其の夜の出と謂ふは、黄な縞の銘仙の袷に白縮緬の帶、下にフランネルの襯衣、これを長襦袢位に心得て居る人だから、けば/\しく一着して、羽織は着ず、洋杖をついて、紺…

作品情報

分類NDC 913
公開日2002-05-20
最終更新2014-09-17
底本 「鏡花全集 巻二十七」岩波書店
入力門田裕志
校正米田進

泉 鏡花の他の作品

泉 鏡花の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。