夏の夜の音
新字旧仮名 約1,267字・読了目安3分
時は明治卅二年七月十二日夜、処は上根岸の某邸の構内の最も奥の家、八畳の間の真中に病の牀を設けて南側の障子明け放せば上野おろしは闇の庭を吹いて枕辺の灯火を揺かす。我は横に臥したる体をすこしもたげながら片手に頭をさゝへ片手に蚊を打つに余念無し。…
作品情報
| 分類 | NDC 914 |
|---|---|
| 公開日 | 2003-09-19 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「日本の名随筆25 音」作品社 |
| 入力 | 門田裕志 |
| 校正 | 小林繁雄 |
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