正岡 子規

旅の旅の旅

新字新仮名 約5,516字・読了目安11分

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汽笛一声京城を後にして五十三亭一日に見尽すとも水村山郭の絶風光は雲煙過眼よりも脆く写真屋の看板に名所古跡を見るよりもなおはかなく一瞥の後また跡かたを留めず。誰かはこれを指して旅という。かかる旅は夢と異なるなきなり。出ずるに車あり食うに肉あり…

作品情報

初出「日本」1892(明治25)年10月31日から四回
分類NDC 786 911
公開日2010-03-16
最終更新2014-09-21
底本 「山の旅 明治・大正篇」岩波文庫、岩波書店
入力川山隆
校正門田裕志

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