寺田 寅彦

地震雑感

新字新仮名 約5,152字・読了目安10分

この作品を読む Amazonで探す

一 地震の概念 地震というものの概念は人々によってずいぶん著しくちがっている。理学者以外の世人にとっては、地震現象の心像はすべて自己の感覚を中心として見た展望図に過ぎない。震動の筋肉感や、耳に聞こゆる破壊的の音響や、眼に見える物体の動揺転落…

作品情報

初出「大正大震災誌」1924(大正13)年5月
分類NDC 453
公開日2005-08-02
最終更新2014-09-18
底本 「寺田寅彦全集 第六巻」岩波書店
入力Nana ohbe
校正浅原庸子

寺田 寅彦の他の作品

寺田 寅彦の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。