新美 南吉

海から帰る日

旧字旧仮名 約1,940字・読了目安4分

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1 五年間に通過して來た道、それは今考へたつてわからない。たゞわかるものは今の心だ。五年の最後に到達した心だ。人の心ではない。自分の心だ。 2 雲はビルデイングになつてくれない。風鈴草はいくら振つても鳴つてくれない。木馬は乘つたつて走らない…

作品情報

初出「柊陵 第一二号」1931(昭和6)年3月
分類NDC 913
公開日2004-11-11
最終更新2014-09-18
底本 「校定 新美南吉全集第二巻」大日本図書
入力高松理恵美
校正川向直樹

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