新美 南吉

貧乏な少年の話

新字新仮名 約16,842字・読了目安34分

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一 六年生の加藤大作君が、人通りのない道を歩いてくると、キャラメルの箱が一つ落ちていた。 「あれ、キャラメ……」 大作君はかがんでそれをひろおうとした。しかし急にある考えがうかんで、ひろうのをやめた。人に空箱をひろわせてはずかしい思いをさせ…

作品情報

初出「おぢいさんのランプ」有光社、1942(昭和17)年10月10日
公開日2024-07-30
最終更新2024-07-24
底本 「新美南吉童話集 2 おじいさんのランプ」大日本図書
入力江村秀之
校正持田和踏

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