中里 介山

大菩薩峠

39 京の夢おう坂の夢の巻

新字新仮名 約138,066字・読了目安276分

この作品を読む Amazonで探す

一 同じその宵のこと、大津の浜から八十石の丸船をよそおいして、こっそりと湖中へ向って船出をした甲板の上に、毛氈を敷いて酒肴を置き、上座に構えているその人は、有野村の藤原の伊太夫で、その傍に寄り添うようにして、 「御前様、光悦屋敷とやらのこと…

作品情報

分類NDC 913
公開日2004-06-11
最終更新2014-09-18
底本 「大菩薩峠19」ちくま文庫、筑摩書房
入力tatsuki
校正原田頌子

中里 介山の他の作品

中里 介山の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。