楠山 正雄

一本のわら

新字新仮名 約8,334字・読了目安17分

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一 むかし、大和国に貧乏な若者がありました。一人ぼっちで、ふた親も妻も子供もない上に、使ってくれる主人もまだありませんでした。若者はだんだん心細くなったものですから、これは観音さまにお願いをする外はないと思って、長谷寺という大きなお寺のお堂…

作品情報

分類NDC K913
公開日2006-09-24
最終更新2014-09-18
底本 「日本の古典童話」講談社学術文庫、講談社
入力鈴木厚司
校正林幸雄

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