渡辺 温

十年後の映画界

新字新仮名 約3,441字・読了目安7分

この作品を読む Amazonで探す

一千九百三十九年一月×日 街裏の酒場「騒音と煙」の一隅に於て、酔っぱらいの私がやはり酔っぱらいのオング君を、十年振りに見出したと思いたまえ。オング君は、一昔前と変らぬリボンをネクタイに結んだ懐しい姿で、赤ラベルの安三鞭酒を煽りながら、私に呼…

作品情報

初出「新青年」博文館、1929(昭和4)年1月
分類NDC 913
公開日2008-11-16
最終更新2014-09-21
底本 「アンドロギュノスの裔」薔薇十字社
入力森下祐行
校正もりみつじゅんじ、土屋隆

渡辺 温の他の作品

渡辺 温の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。